俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

実際にあった!路上で体験した嫌なこと10選

どうも皆さん、こんにちは!路上役者亮佑です!

 

路上芝居をやっていて、「路上ってやっぱり怖い人に会ったりとか、嫌なことがあったりする?」と、よく聞かれます。

 

人間、「こんな素晴らしいことがあった!」という自慢話より、「こんな嫌なことがあった!」という不幸話の方が、つい興味を持ってしまったりしますよね。

 

そこで今回は、僕が2年間路上芝居をやってきた中で、特別に嫌で記憶に残っていることを紹介していきたいと思います!

 

(↓嫌なことがあった直後。ちょっと目が潤んでる)

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〜目次〜

 


①「こんなんなったら終わりだ!」と言われる

 

これは渋谷ですね。真っ先に思い浮かびました。

いつも通り、何気なく呼び込みをしていたら、指を差されながら、大声で

「こんなんなったら終わりだ!俺は絶対こんなふうにはならない!」

と、言われました。

 

コイツ!コイツ!犯人はコイツ!

 

このクズは僕の芝居を見たわけではなく、通り過ぎて行っただけです。

言われた直後はなんともなかったんですが、夜に彼女と電話して、この話をしたら自然と涙が。

「あぁ、自分やっぱり強がってただけだったんだな」と、思いました。

 

この頃はまだ中傷に慣れていなかったので、辛かったですね。

今となっては恰好のネタですがね!

 

 

②「お前なんか絶対売れない!」

 

これは下北と渋谷かな?正直、よく覚えてない!何回も言われてるから(笑)

 

ただ、下北沢でババアに言われた時は「うるせえ。お前のクソ小せえ世界だけで決めんな」と、キレました。

 

 

③「笑いのセンスがないから、やめといた方がいい」

 

これも渋谷ですね。

こういう自分のことを神だと思って、他人にああだこうだ言ってくる奴はフルシカトに限ります。

 

 

④クソガキに中指立てられる

 

これも渋谷。

こっちを見てるから、「お兄さん!1分だけ一人芝居どうですか!」と声をかけたら、中指を立てられ、走り去られました。

一瞬、追いかけて行って殴ってやろうかと殺意が湧きましたが、時間がもったいないので止めました。

大人になった!

 

 

⑤「ケンケンの許可とってんの?」

 

これは下北沢。

僕はいつも下北沢では、あるお店の前でやっているんですが、そのお店のオーナーの息子がケンケン

面倒臭いイケイケの兄ちゃんに

「なにここケンケンの許可とってやってんの?」

と、絡まれました。

 

しかし残念!

そのケンケンは、たまたま僕のバイト先の後輩の友人で、わざわざ一度声をかけてくれて「いつも勝手に使ってすいません」「全然大丈夫ですよ〜」というやり取りを、1年以上前にしていたんですねえ!!

写真も撮ってますから!

 

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⑥クソ女、譜面台鷲づかみ事件

 

これも渋谷。

以前一度見てもらって、面倒臭かったので記憶にあった女性でした。

 

その人に「なんかやってよ」と言われましたが、警察が目の前をウロチョロしていたこともあり、「いまは勘弁してください」と言うと、「そんなウジウジしててもしょうがねえだろ!」と叫び始め、僕の横に置いてある譜面台を掴んで、地面に投げつけました

 

今度会ったら殴ります。

 

 

⑦同業者「こんなことやめろよ」

 

これまた渋谷ですね。

通りがかりの男に「俺も役者やってんだよ。お前下北にもいたよなあ?お前さあ…こんなことやめろよ」と、言われました。

 

お前みたいな小せえ価値観の人間に育たなくて、本当によかったぜ。

 

 

⑧「お前許可とってんの?お前みてえな奴は絶対売れねえ」

 

初登場!これは池袋ですね。

一般人に「お前なにやってんの?警察の許可とってんの?」と、絡まれました。

かなり喧嘩腰だったのと、一般人にこんなこと言われたのは初めてだったので、普通に喧嘩しました。(笑)

今となっては、明らかにおとなしく引くべきでしたね。。

 

その後、警察沙汰になり、「お前みてえな奴はぜってえ売れねえ!」と叫びながら、帰って行きました。

 

お元気ですか?僕はいま、一応これで飯食ってますよ。

 

 

⑨「お前次一回でも見たら、渋谷警察署連れて行くからな」

 

路上やる以上無視できない問題、警察ですね。

初めてガチギレされました。

 

空港内を自転車で巡回中のポリスメン

 

まあ一回目の注意で止めなかった僕が悪いのですが。

これからはうまく付き合っていきたいと思います。

何卒、お手柔らかにお願い致します。

 

 

⑩渋谷自警団の「俺たちは逮捕もできるんだぞ!」

 

渋谷のセンター街には、SCGP(Shibuya Center-Gai Patrol)という自警団がいるのですが、その自警団のおっさんに怒られた時のことです。

 

怒られること自体はまあしょうがないんですが、反論される糸口を無くすためか、やたらホラ吹くんですよね。(笑)

「俺たちは警察と同じ権力を持っている」「俺たちが呼べば、すぐパトカーが来る」「逮捕だって、しようと思えばできる」とか。

んなわけない。言葉が胡散臭すぎる。

 

そうなると、「逮捕はさすがにできないでしょ?」とか、言いたくなる。(笑)

ちょっと揉めましたが、以後彼らがパトロールしている日は避けるようにしました。

 

今はセンター街ではやっていないので、会うこともなくなりましたが、その頃よく僕の路上に来てくれてた友達が、そのおっさんたちとバトルしてたのも、いい思い出ですね。

 

 

⑪まとめ

 

いかがでしたでしょうか!

路上で何かやりたいと思っていた方、やる気なくなったんじゃないでしょうか?(笑)

 

でも、安心してください。

僕だって、こういう嫌なことが一度にドバッと来たり、始めたばかりの時に重量級の嫌なことが来たりしたら、2年も続けられていないでしょう。

 

神様はちょうどいい具合を狙って、まさに「乗り越えられる試練しか与えない」んですよね。不思議なことに。

そして、嫌なことがあったからこそ、僕は人間的に成長できたと思います。

 

嫌なことを乗り越えると、その分自分を好きになれる

 

残念ながら、嫌なことはされてみないと、それがどれだけ辛いことか分かりません。

優しさというのは、自分がされたら嫌なことではなく、相手がされたら嫌なことをしないことです。

 

自分が嫌なことをされると、それだけ他人に優しくなれるんです。

だから僕は、嫌なことを経験する前の自分より、嫌なことを経験してきた今の自分の方が好きです。

 

以前より成長した僕には、これからもっと嫌なことが降りかかるかもしれません。

でもきっと、神様は今の僕が乗り越えられるギリギリのラインの嫌なことしか与えないでしょう。

 

そしたらまた少し、僕は僕のことを好きになれるし、他人に優しくなれる。

 

そして、その時はまた、このブログでネタにしていこうと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!

わっしょい!

 

 

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