どうも!路上役者亮佑です!
最近なかなか舞台に立っていないので、路上でしか活動しない役者と思われることもあるのですが、舞台役者をやっています。
小劇場で10回ほど舞台に立ってきました。
舞台が好きなので、とりあえず舞台役者として飯を食えるようになりたいというのが、僕の現在の目標で、そのために路上でひとり芝居をしています。
この記事では、僕のことを新たに知ってくださった方のために、僕がなぜ役者として活動しているのか、どういう世界を作りたいのかなど、僕の活動理念やビジョンについてまとめました。
【理念?ビジョン?ザックリ解説】
まず、活動理念とビジョンとバリューがどんな意味なのかを、ザックリまとめました。
↓これ、とても分かりやすい動画です。
【僕の活動理念・ビジョン・バリュー】
【理念】
劇場を挑戦する人にとっての、オアシスにしたい。
挑戦する人にとって、優しい世界を作りたい。
【ビジョン】
まず、自分が挑戦し続ける。一生、挑戦し続ける。
技術的な未熟さへの指摘の前に、挑戦への賛辞が出る世界。
【バリュー】
逃げない、守らない、ためらわない。
攻める、踏み出す、立ち向かう。
【活動理念の詳細】
活動理念とは、
「僕が、なぜ役者をやっているのか?」
「なぜ舞台を観に来て欲しいのか?」
「そして、どんな世界を作りたいのか?」
という意味です。
劇場を挑戦する人にとっての、オアシスにしたい。
挑戦する人にとって、優しい世界を作りたい。
これが僕の理念です。
僕は、挑戦する人が大好きで、自分自身も挑戦することが好きです。
たとえその挑戦が失敗に終わったとしても、大きな挑戦をした後は、何にも代えがたい快感を味わうことができるからです。
そもそも、22歳の時に、僕が本気で役者を志そうと思った理由は、役者という選択肢が「最も挑戦的だったから」です。
就職活動もしました。
大学院進学も考えました。
でも結局、役者を選びました。
それは、役者という道が一番難しく思えて、だからこそ、その道を進んでいる自分を想像したときに、一番ワクワクしたからです。
挑戦が好きだから、一番挑戦的な道を歩みたいと思いました。
でも僕は、めちゃくちゃビビリです。
挑戦って怖いじゃないですか。
めちゃくちゃ不安じゃないですか。
初めて路上に立った時なんて、新宿の南口で何もできずに4時間突っ立ってただけで、結局やるまで4日かかりました。
東京から屋久島までの0円ヒッチハイクの旅に出る時も、結局出発するまで3日かかりました。
4年も路上でひとり芝居やってるのに、未だにビビってます。
始めるまで1時間かかるときもあるし、出来ない時もあります。
挑戦は決して楽しい時間ばかりではありません。
むしろ、辛い時のほうが多いです。
遠くでコソコソ笑われたり、暴言を吐かれたり、これでもかと嫌なことが重なる日があったりする。
力不足だと言われれば、それまでだけど、現実として、挑戦する人にとって、厳しい人たちもたくさんいて、それは時に、挑戦への障害になる。
僕は、挑戦する人にとって、優しい世界を作りたい。
挑戦する人って孤独だと思うんです。
1人で抱え込んでしまう時とか、1人で乗り越えなきゃいけない壁にぶつかる時が、絶対にある。
挑戦しているからこその孤独や不安を感じること、辛い体験をすることが必ずある。
だからこそ、せめて僕は、
挑戦者にとって優しい世界を作りたいんです。
劇場に来てくれたら、いま挑戦している人であれば「俺も頑張ろう」
挑戦しようともがいている人であれば「一歩踏み出してみよう」
そう思ってもらえるような場所にしたい。
正直に言えば、舞台に立つ時は、「とにかく楽しんでほしい!」ぐらいで、
そんな大層なことを毎回考えているわけではないのですが。
でも、僕が役者として活動している理由、作りたい世界に関する想いは、
「挑戦することが好きだから、挑戦する人にとって優しい世界を作りたい」です。
【ビジョンの詳細】
ビジョンとは、
「理念を実現するためにどうするのか?」
という意味です。
僕で言えば、劇場を挑戦する人にとってのオアシスにするためにどうするのか?
挑戦者に優しい世界を作るためにどうするのか?
といったところです。
まず、自分が挑戦する。一生、挑戦し続ける。
技術的な未熟さへの指摘の前に、挑戦への賛辞が出る世界をつくる。
これが、僕のビジョンです。
僕は、劇場を挑戦する人にとってのオアシスにするために、
「まず、自分が挑戦すること。一生、挑戦し続けること」
これが一番大事だと思っています。
怖いけど、それしかない。
僕自身、挑戦している人を見ると、やっぱり物凄く励まされる。
路上でも、同じように頑張っている路上ミュージシャンとか、挑戦している人を見ると、めちゃくちゃ勇気をもらえる。
挑戦している人にとって、挑戦している人を見ること以上に、心強さを感じることはない。
だから、僕自身が一生挑戦し続ける。
そうすることで、劇場に来てくれた人に、
「アイツ頑張ってんな」
そして
「自分も頑張るか」
と、思ってもらえるんじゃないかなと思うのです。
いまは、誰でも手軽に発信できるようになり、人の行動や挑戦に意見する人は増えてきたけど、自分自身が行動や挑戦をする人というのは、あまり増えてない。
色んなことを言われる時代だけど、僕は、技術的な未熟さを指摘する前に、挑戦への賛辞が出るような世界を作りたい。
自分の周りをそういう人たちで埋め尽くしたい。
僕が思う、「挑戦者に優しい世界」とは、
「ここは、こうした方がいいよね」という未熟さへの指摘の前に、
「よく一歩踏み出したね」と、挑戦へのほめ言葉が出るような世界です。
言葉にすると、甘ったれな感じもしますが。笑
でも、挑戦っていうのは、すごく不安の大きいことだから。
二言目以降が批判だらけであってもいいから、せめて一言目はポジティブな言葉が出るといいなと思うし、僕自身もそういう人でありたい。
決して生きやすい世の中ではないからこそ、少しでも優しい世界を作りたい。
そして、自分が挑戦する姿を見せ続けることで、挑戦する人への理解者が増えていき、優しい人が増えたらいいな、と思っています。
【バリューの詳細】
バリューとは、
「どのような価値観や行動指針で活動していくのか?」
という意味です。
逃げない、守らない、ためらわない。
攻める、踏み出す、立ち向かう。
これが僕のバリューです。
このバリューは、僕のビジョンである「一生、挑戦し続ける」ための行動指針として、挑戦できていないときの要素を排除できるように決めました。
挑戦できていないときというのは、だいたいこのバリューが実践できていないときです。
怖いから逃げている。ビビってるから、守りに入っている。ためらっている。
だから、常に挑戦するためには、攻めなきゃいけないし、踏み出さなきゃいけないし、立ち向かわなきゃいけない。
逆にこれができていれば、常に挑戦できているという証になる。
挑戦は、ビビリの僕にとっては、やはり怖いことなので。
その恐怖から逃げたり、不安のあまり守りに入ってしまったり、後ろ向きになってためらってしまったりすると、絶対に挑戦できない。
だから常に、「攻める、踏み出す、立ち向かう」という気持ちを忘れずに生きていきたい。
何かを始めるときだけじゃなく、何かを辞めるときにも、攻める気持ちを持って、守りに入らず、一歩を踏み出していきたい。
何かを辞めることには、何かを始めるときと同じかそれ以上の勇気が必要になりますからね。
我ながら、いい行動指針だと思います。
【おわりに】
いまって、決して生きやすい世界じゃないと思うんですよね。
東京って、ギスギスしている人めっちゃ多いし、自分も気づいたらギスギスしてしまっていることもたくさんある。
だから、もはや生きること自体なかなかハードな挑戦です。
そういう意味では、現代人はみんな挑戦者です。
挑戦って怖いじゃないですか。
めちゃくちゃ不安じゃないですか。
挑戦は決して楽しい時間ばかりではありません。
むしろ、辛い時のほうが多いです。
これでもかと嫌なことが重なる日があったりする。
だからこそ、挑戦者にとって優しい世界を作りたい。
どうせだったら、ギスギスしてる世界よりも、優しい世界の方がいい。
挑戦者が一番励まされる瞬間は、挑戦している人を目にした時だと思うので、ひたすら挑戦し続けたいと思います。
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