俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

不安こそ最高のパートナー〜人生は不安のおかげで楽しくなる〜

どうも!皆さん、こんにちは。路上役者亮佑です!

 

人間誰しも不安になることってありますよね。

そんな僕は昨日、路上芝居で

収益わずか789円。(2時間半もやったのに…)

 

こんな感じで稼げない日があると、「このままじゃ生活できなくなる…」と、すぐ不安でいっぱいになります。

 

良いことよりも、悪いことの方が続いていきそうな気がする。

 

不安になっても、状況が好転するわけではないし、やる気が出てくるわけでもない。

いいことなんか一つもないのに。

そんなこと今まで生きてきて、知っているはずなのに。

だけど、つい不安になってしまう。

 

でもよく考えてみると、不安というのは人生を豊かにする、最高のスパイスだと思ったんですよね。

 

なので今日は、その不安について書いていきたいと思います!

 

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〜目次〜

 

 

 

【不安がない人生なんてクソつまらん】


僕は、不安こそが人生を楽しくしてくれていると思います。

不安はつい煙たがってしまうものだけど、不安がない人生なんて絶対つまらない


それは、不安がなければ、楽しさも幸せも感じることができないからです。

 

アスファルトと雑草


【不安がない世界を想像してみる】

 

人生に不安はつきものだけど、もし不安が全くない世界だったら?

一度、不安が全くない人生を想像してみましょう。

 

あなたは将来、「生きていけんのかな?」と金銭的な不安があるかもしれない。

「出世できんのかな?」と社会的な不安があるのかもしれない。

「結婚できんのかな?」「幸せになれるのかな?」と普遍的な不安があるのかもしれない。

 

もし、その不安が全てクリアになったら。


◯年後に宝くじが当たり、金銭的な不安がなくなるよ。

◯年後に昇進が決まり社会的な不安がなくなるぜ。

◯年後に〇〇と結婚し、◯年後に大切な家族に看取られながらも、大丈夫です。あなたは幸せに死んでいきますよ、とまさにシナリオ通りに未来が分かりきっていたら。

 

もはや生きる意味感じないですよね。

僕だったら、逆に自殺したくなる。

 

言い換えれば、将来や未来が不確定だからこそ、生きる意味と楽しさがあると思うんです。

 


【楽しそうに生きている人とそうじゃない人の違いは、不安にアリ】

 

僕が普段路上芝居をやっていて思うのは、目が死んでいる人の多さです。

渋谷なんかは特に多い。

 

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そういった人生楽しそうじゃない、目が死んでいる人たちは、なぜそうなってしまうんでしょうか?不安でいっぱいだからでしょうか?

 

違います。逆です。

それは、不安がないから。

 

刺激的な日々を過ごしていたら、目は死にません。
渋谷によくいる、目が死んでいる中年サラリーマンは、不安がないから顔が死んでいるんです。


毎日同じことの繰り返し、明日も明後日もきっと今日と同じような一日を繰り返し、時間が過ぎていく。

 

槇原敬之の『Fall』という歌にこんな一節があります。

「昨日と今日が知らずに入れ替わっていたとしても、気付けないような日々を歴史と呼べず悩んでた」

 

まさに”昨日と今日が入れ替わっていたとしても、気付けないような日々”を送っていたら、僕はその人生を「楽しそう」とは思えません。

 

日常に慣れすぎて、不安がなくなると、逆に人生が楽しくなくなる

 

不安は、楽しい人生を送ることにおいて、掛け替えのない存在なのです。 

 

 

【不安は希望の裏返し】

 

不安があると目が死ぬなら、明日クビになるかもしれないプロ野球選手なんかは、みんな目が死んでいるはずですよね。

 

でもそんなことはない。 

みんな必死に練習していて、血眼で試合に臨んでいる。

 

不安は希望の裏返しです。

プロ野球選手はプロ野球選手を続けたいから、不安になる。

 

あなたが今強い不安を抱いているなら、それはあなたが何になりたいか、どんな人生を送りたいと思っているのか、の裏返しです。

 

希望と不安(ボケ)

 

僕が不安になるのも、路上役者を続けたいから。

バイト生活に後戻りしたくないから。

 

その後戻りしたくないという不安が、一歩を踏み出す原動力になるし、そして何か達成したときには、不安だったからこそ喜びが生まれるし、幸せな気持ちになれる

 

不安があるからこそ、人生は楽しくなり、幸せを感じることができるんです。

 

 

【まとめ】

 

まあとは言っても、やはり不安は不安ですからね。

不安ですよね。(笑)

 

でも、なんで人間ってこんなに不安になるんでしょうね?

やっぱり、時には嫌になっちゃいますよね。

 

僕は結局、人間って、不安がある方が幸せだから不安を感じるんだと思うんです。

 

ポジティブなことではない空腹が、食事において最高の調味料になるように、ネガティブな不安こそが、人生において幸福感を味わえる最高の素材になるんです。

 

空腹を感じない人生なんてつまんないじゃないですか。

同じように、不安を感じない人生も、味気ないものになってしまうと思うんです。

 

強い不安を抱いているときというのは、まさに暗闇にいるときのようなものです。

 

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しかし人間、暗闇にいれば、必死に光を探します。

暗闇にいるからこそ、その光を見つけられるし、その光はより眩しく輝きます。

 

必死に光を探し求めるその目は、不安がない人と違って、決して死ぬことはありません。

 

目の前の闇に絶望するのではなく、遠くの光に希望を見出し、生きていきたいですね!

 

 

 

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