どうも、こんにちは!
昨日、目の前に落ちてた10円を
何の迷いもなく拾った、路上役者亮佑です。
少し前までは、
「俺は50円以上じゃなきゃ拾わない。それ以下を拾うほど金に困ってはないから」
とか言ってた気がするんだけどなぁ。
歳を重ね、無駄なプライドがなくなり
自分も丸くなってきたということだなと、
感慨にふける、秋初めです。
さて、昨日路上からの帰り道に、急に
「俺が俺をゴリ押しするブログを書きたい!」
と思い立ったので、
それっぽいタイトルでまとめてみました!
タイトルに名前負けしないように
説得力を持って、自分で自分をゴリ押します!!
目次!
【あなたが路上役者亮佑に会うべき4つの理由!】
①元気が出るから
一つ目はやはりシンプルに、これです。
元気が出る!はい、僕に会うとずばり、元気が出ます。
路上に立ってる時の僕はとにかく元気です。
「笑顔は伝染する」とはよく言いますが、
僕は「元気も伝染する」と思っています。
実際に、元気な人に会うと自分もつられて元気になることは多いですよね。
だから僕はエンタメに携わる身として、
常に元気でいようと心がけていますし、
実際路上に立っている時の僕は、
ほぼ常に元気!です。
なぜ路上の時の僕が常に元気かというと、
いま僕が生きてる中で
路上をやってる時が一番楽しい、ということと
元々僕は人前に出ることがかなり苦手だったので、
ある程度ハイにならないと、すぐビビり始める
というのが、理由として挙げられます。
♢路上は楽しい
まず、路上はまじでとにかく楽しいです。
自分の芸で喜んでもらえるし、
応援してくれる人が増えるし、
刺激し合える仲間ができるし、
それでもって、お金も稼げます。
こんなに良いことだらけの仕事は、他にないでしょう。
実際、落ち込んでたり悩んでたりする人に声を掛けられることは多くて、
例えば
結婚前提に付き合ってた彼氏と昨日別れた人
仕事を辞めようか悩んでる人
今日離婚した人
などが、僕に何かしらのシンパシーを感じたのか、声を掛けてくれて
「少しの間でも忘れられてよかった」
「お兄さんのおかげで、なんか元気が出たよ」
という嬉しい言葉を頂いた経験があります。
これは一人のエンターテイナーとして、
一人の人間として、この上ない幸せを感じる出来事です。
もちろん言うまでもなく、
良いことばかり起こるわけではないですが 、
こういうことが起こるからこそ、やっぱり僕は
路上をやってる時が一番楽しいのです。
♢元々ビビリの路上役者亮佑くん
散々、僕はすごく元気だから、皆に元気を与えるよ!と
アイドルのようなことを言いつつ、
路上以外の僕は、どちらかというと暗い人間です。
3人以上(僕の定義では大人数)になると
タイミングが掴めず、何も話せないし、
路上でも舞台の本番でも稽古でも
未だに緊張で手が震えます。(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
そして、半年ほど前にあった舞台を見に来てくれた、小学生以来の友人が
「皆の前で何か発表するたびに泣いてたかわにい(当時の僕のあだ名)とは思えないよ」
と言われるぐらい、人前に立つことが苦手でした。
なぜそんなに人前が苦手かというと、僕の場合は
とにかく他人の目が気になって仕方がないからです。
少しでも失敗すると
「心の中で笑われてるんじゃないか」
一瞬でも手が震えると
「ダサいと思われてるんじゃないか」
自分に自信が持てず、人前に立つと萎縮してしまう。
そんな幼少時代からの悪癖が抜けきらず、
今でも路上に立つと、暇さえあれば他人の目を気にし、
余計なことを考えてしまいます。
他人の目を気にする
⇩
被害妄想を膨らませ、余計なことを考える
⇩
萎縮する、やる気がなくなる
気持ちの面で、こういった負のサイクルに入らないようにするために
常に「元気」でいることは必須です。
具体的にいうと、必死で余計なことを考えないようにしています。
そうです。基本的に僕には、余裕がないのです。
でも、この「余裕がない」という状態がとても重要で、
それは、余計なことを考える時は”余裕がある”時だからです。
幸か不幸か、僕は生まれつきのあがり症なので
余計なことを考える余裕がなく、
負のサイクルに入らないように
余計なことを考えないようにもしているので、
ほぼ常に元気!なのです。
渋谷でよく僕の芝居を観てくれる大学生の人も
「いつも楽しそうにやってるから、バイトの疲れが癒えます」
と、こちらの疲れが癒えるような言葉を掛けてくれます。
だからあなたの気分が上がらない、そんな時は是非、
路上役者亮佑に会うべきなのです。(`・ω・´)キリッ
[↓(`・ω・´)キリッの顔文字に一番ピッタリな写真]
もちろん、僕も時々ハチャメチャに落ち込んでる時があります。
そんな時はすみません。一緒に傷の舐め合いをしましょう。
そんな夜も、たまには悪くないはずです。
②芸が面白い
二つ目はやはりこれでしょう!役者ですから。芸が面白い!
未だかつて、こんなに面白い一人芝居をする役者がいたでしょうか?いや、いない。(反語)
ここで一つ、僕がどうしても不安になった時に
まじで3回唱えている(それも手を胸に当て、目を瞑りながら)
とっておきのおまじないをお教えしましょう。
「俺は世界一の路上役者だ」
さて、僕が自らを世界一と呼ぶ、その理由を今から述べていきましょう!
♢俺が俺を世界一の路上役者だと思う理由、其の一「他にやってる奴がいないから」
いの一番にこれが出てきてしまうあたり、先行きがかなり不安だ(笑)
でもこれはなかなか重要で、
路上芝居界は、ほぼ完全なブルーオーシャンです。
僕は時々外国人相手にサイレントで一人芝居をするんですが、
終わった後
「君の国に、僕みたいなストリートアクトをしてる人はいる?」
と聞くようにしています。
しかし現在のところ、「イエス」と返答されたことは一度もありません。
その後に、「So(つまり)...アイムワールドベスト!」
と言うと、80%の外国人は「Yeah!!!」と返してくれます。
世界1位お墨付きです。(残り20%は苦笑い)
日本にも、路上芝居をしてる人はほとんどいません。
そう、つまり僕は、路上芝居ランキング
世界1位なのです。
♢俺が俺を世界一の路上役者だと思う理由、其の二「なかなかの評判」
このままだと単なる茶番で終わってしまうので、
ここらで「客観的評価」を入れておきましょう。
残念ながら、直接
「あなたが世界一の路上役者だ」
と言ってくれた人はいませんが、
「芸の面白さ」という点では認めてくれてるので、
実際に観てくれた人の評価を聞いて
それなりに面白そうだなと思ってもらえたら嬉しいですね!
僕の一人芝居は
「何か踏み出せそうな気がする!」
僕の一人芝居は
「パッションが凄くて顔の表情や目力も半端じゃない!」
来ました、外国人!
僕の一人芝居はズバリ、「すご上手!」
世界1位を裏付ける証言ですね。
ちなみにこの外国人の方、その後
僕との出会いがキッカケで演劇の道に進みました。
それを報告しに来てくれた時は、
本当に心から嬉しかったですね。
さて、いかがでしたでしょうか?
これで僕が、自他共に認める世界一の路上役者だということを
完全に理解して頂けたことと思います。
少し軽い感じで書いてきましたが、
やはり表現者として人前に立つ以上、
自分の芸に絶対の自信を持てなければ、観てくれる人に失礼だと思います。
自信は上手くなきゃ持てないものではありません。
たとえ下手くそでも、自分の全てを懸けていれば、
誰でも持てるものです。
僕は路上に立っている時、
間違いなく、自分の全てを懸けています。
路上に立つための準備、練習などは欠かしません。
自分の「芸の面白さ」に絶対の自信を持っているし、
本気で自分の一人芝居が世界一だと思っています。
路上役者亮佑の芸は面白い。
だからあなたは、路上役者亮佑に会うべきなのです。
③自分よりも下がいると心に余裕が持てる
3つ目はこちらです。僕を見ると、自分より下の奴もいるもんだなと
心に余裕ができます。
これまでは思いっきり僕の正の部分を取り上げてきましたが、
それでは釣り合いが取れないので
そろそろ負の部分も見ていきましょう。
僕はいつも4時間ほど路上に立ちます。
路上と言っても、僕の場合は芝居なので
一般的なイメージの路上ライブとは少し手法が異なります。
僕は上の写真の紙を持ちながら、
「1分だけ、一人芝居観ていきませんか!」
と通行人に向かって、ひたすら声をかけ続け、
立ち止まってくれた人に約1分の一人芝居を見せる
という形を取っています。
この手法で、実際に芝居を観てもらえる数は
1日、大体10〜15組ほど。
1日の中で、その10〜15組に観てもらうのに、
逆にどれぐらい無視をされているかというと、
少なくとも1分に2組は無視されるので
おそらく500組ぐらいでしょうか。
つまり、僕の芝居を観てくれる人の確率は
約50分の1です。(自分でも初めて計算したから、へぇ〜ってなってる)
しかしもちろん、芝居を観てもらうことが目標ではありません。
喜んでもらうことが目標です。
観てくれて、さらにウケたり喜んでもらえたりする確率は、
感覚的に60%ぐらいでしょうか。
逆に言えば、僕はせっかく50分の1の確率で誰かに止まってもらえたとしても
40%の確率でスベるんです。
「あいつ散々シカトされた挙句、スベって可哀想やなぁw」と。
これは端から見たら、なかなか可哀想な光景ではないでしょうか(笑)
それでもそこで止めてしまえば、本当に何も無くなってしまうので、
めげずに手を胸に当て、目を瞑りながら
「俺は世界一の路上役者だ」
と3回唱え、また通行人に向けて呼び込みを開始します。
これは端から見たら、なかなか痛々しい光景ではないでしょうか(笑)
路上をやっていて、声を掛けられることが多い2パターンの人がいます。
「営業職」と「ナンパ師」です。
これには理由があると思っていて、
呼び込み型の僕の路上は、
「90%の人に無視され、残りの10%の内9%の人が”反応”してくれる。
そして残りの1%の人が立ち止まってくれる」
こんな感じです。
この「1%の人しか自分の話をちゃんと聞いてくれない」という状況は、
営業職の人、そしてナンパしてる人の状況と
とても似ていると思うんです。
声を掛けるもほぼ全員に無視され、心がズタズタに切り裂かれた後に
似たような状況の僕を見て、かなりのシンパシーを感じるんだと思います(笑)
つい昨日も「ナンパしてるんですけど、無視ばっかりですわ〜」と寄って来たお兄さんがいたし、
吉祥寺で自転車に乗ったお姉さんが、
「営業断られ過ぎて精神的にやられてたけど、お兄さん見てたら、私こんなんじゃダメだなって思えた!」と言ってくれたこともあります。
ちなみに、先ほど僕の芝居を褒めてくれたツイートをしていた方も営業職です。
こんな感じで、僕を見て、
「あのお兄ちゃんもシカトされまくってんな。無視されることは、別に普通のことなんだな」
と思ってもらえると思います。
逆に、そういうことを直接言いに来てくれた時は、
僕も同じように元気をもらっているので、
僕も元気を与えられているんじゃないかと思っています。
だから、やはり落ち込んだ時は僕を見ると、
「あいつ散々シカトされた挙句、スベって可哀想やなぁwまぁお互い辛いこともあるけど頑張ろや」
くらいに、少し心に余裕ができるので、
あなたは路上役者亮佑に会うべきなのです。
④とにかく元気が出る
最後!とにかくもうこれしかありません。
僕はめちゃくちゃ元気に、
世界一面白い一人芝居を、
1日500人以上に無視されながら、続けています。
もうこれだけでかなりのエンタメな気がするのです(笑)
落ち込んでる時、僕に会いに来てくれたら
もちろん、全力でおもてなしします。
万が一、万が一、僕の芸がハマらなかったら、
僕が必死に呼び込みする姿を見てください。
きっと気付いたら、あなたは通行人にフルシカトされながらも
健気に呼び込みをし続ける路上役者亮佑の虜となっていることでしょう。
僕は役者です。
芸だけでなく、その生き様がエンターテイメントなのです。
だから、どうも気分が上がらない…そんなとき!
あなたは路上役者亮佑に会うべきなのです。
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