日々、一生懸命何かに挑戦していると、笑われたり、からかわれたり、するものですよね。
僕も、よくあります。
たしかにパッと見は、バカにしているヤツが偉くて、バカにされているヤツが惨めな感じがします。
僕もバカにされた時は、やっぱりとても悔しい。
「ひとり芝居?なにそれ(笑)」
みたいに言われると、とても悔しい。
それに、一人でやっているので、その悔しさの行き場がなくて、自分で消化しなくちゃいけないのも、また悔しい。
でも、バカにされているヤツにはできて、バカにするヤツには出来ないことが一つだけあると思っています。
それは「人の心を動かすこと」です。
たくさんファンがいるアイドルには、たくさんアンチがいるように、物事は表裏一体です。
「まったく、キミは本当に出来が悪いなぁ」なんて、部下に説教垂れている上司は、家では妻の尻に敷かれていたりしますよね。
ファン↔︎アンチ
部下に説教する↔︎妻に説教される
物事は表裏一体です。
そして、いつも誰かをバカにしているやつは、どこかでは誰かにバカにされています。
バカにする↔︎バカにされる
でも、バカにされているヤツは、
バカにされる↔︎感動させる
が、出来ると思うんですよね。
いっつも部下に説教をしている部長さんは、家では妻に説教されて溜まったストレスを、部下への説教で解消しています。
部下に説教する↔︎妻に説教される
の、エンドレスリピート。
でも、いっつも部長さんに説教されている部下が、その悔しさをバネに手柄を立てたら、「凄い!」ってなる。
周りから度々イジメられながらも、懸命に生き続けた結果、美しい白鳥になることができた『みにくいアヒルの子』のように、誰かの心を動かすことができる。
「あんなに怒られてばかりだったのに、凄いね!」と周りの評価が一転する。
物事は表裏一体です。
いっつもバカにしているヤツは、バカにされるだけ。
でも、いっつもバカにされているヤツは、いつか誰かを感動させられる。
いつの時代になっても、一生懸命なやつをバカにしたり笑ったりする習慣は消えません。
でも、いつだって、正義はバカにされる側にある。
と、思うのです。
自分が、バカにされているからと言って、バカにする側になってしまうと、
バカにされる↔︎バカにする
のエンドレスリピートになってしまいます。
それに、バカにする側になってしまうと、人の心を動かすことができなくなる。
正確に言えば、しづらくなる。
だって、いっつも部下に説教垂れている部長さんが手柄立てて、上司に褒められて、昇進しても、素直に喜べないですよね。
そう考えると、やはりバカにするというのは、コスパが悪い。
バカにされるというのは、いつか人の心を動かせるということの裏返しなのです。
バカにされている間は、耐えるしかないというのが、なんとも心苦しいですが、
人の心を動かせないような人だけには、なりたくないですね!
路上役者亮佑のTwitter→路上役者亮佑 | Twitter
路上役者亮佑のFacebook→路上役者亮佑 | Facebook
路上役者亮佑のInstagram→路上役者亮佑 | Instagram