俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう

 

「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう」

 

中島みゆきの『ファイト!』という歌の一節です。

 

僕の大好きな歌手のtkgさん(tkg (@sironekossw) | Twitter)が歌っているのを聞いて、知りました。

 

 

とにかく、タイトルにもした

「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう」

というフレーズが好きなんですが、

この歌に大切なことを教えてもらいました。

 

 

【「他人の目を気にする」の”他人”って誰?】

 

僕は臆病な人間だ。

 

他人から笑われるのが怖いし、バカにされることも嫌だ。

他人の目を気にしない人生に憧れてるけど、

まだ憧れ止まり。実現はしてない。

 

日々、路上に立っているけど、

まだ他人の目を気にしてる。

 

自意識過剰なのかもしれないけど、

こっちを見てコソコソ笑ってる奴等、「一人芝居だって(笑)」と小馬鹿にする奴等を見るたびに怒りを感じる。

 

怒りだけだったらまだしも、それが重なると、

気分が落ち込み、やる気がなくなってくる。

 

僕が路上の途中で休憩をいれるときの原因は、

大体がそういったバカにされることや笑われること。

 

そういうことを気にしない人になりたいけど、

まだその域には達していない。

 

 

「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう」

 

 

でもこの歌を聞いて思った。

 

俺を笑ってる奴等は闘っていない人たちだと。

 

”他人の目を気にする”とはよく言うけど、

その”他人”というのは一体どこの誰なんだ?

 

僕はその”他人”というのは、自分にとって”どうでもいい奴等”だということに気付きました。

 

 

自分を応援してくれている人、

自分のことを考えてくれている人、

自分の考えを理解してくれる人。

 

これらの人は、僕のことを決して笑いはしない。

 

 

じゃあ誰が僕のことを笑うのか?

 

自分を応援していない人、

自分のことなんか眼中にない人、

自分の考えとは真逆の人。

 

こういう人たちだ。

 

つまり、俺のことなんか「どうでもいい」と思っている人たちだ。

 

 

【「どうでもいい」奴等に合わせる人生でいいのか?】

 

俺のことを「どうでもいい」と思っている人、

いや、正確に言えば、どうでもいいとさえ思っていない、なんとも思っていない人たち。

 

そういう人たちは、俺にとっても「どうでもいい」。

 

価値観が合わない人に、無理に合わせる必要なんてお互いになく、

それぞれがそれぞれの人生に、ノータッチで生きていったほうが幸せだ。

 

でも俺はずっと気にしていた。

その「どうでもいい」人たちの視線を。

 

どうでもいい奴等に笑われ、どうでもいい奴等にバカにされ、

真に受け、落ち込み、やる気がなくなる。

 

そんな日は、ちっとも楽しくないし、結果も悪い。

 

僕は知らないうちに、

「どうでもいい」奴等に毎日を支配されていたのです。

 

 

「そんなんでいいのか?」

「”どうでもいい奴等”に支配される人生でいいのか?」

 

目の前の一秒一秒が自分の人生である以上、

一日を支配されることは人生を支配されることだ。

 

こんな風にどうでもいい奴等に一日を支配されていたら、

夢なんか絶対に叶わない。

 

それは、僕という一人の人間が、人生の中で

「どうでもいい」奴等に勝てなかった、ということを意味する。

 

 

そんな寂しい人生あるか?

 

僕はめちゃくちゃ自問自答しました。

 

 

自分の精一杯を尽くし、がむしゃらにやった結果として、

望んだ結果を掴めなかったなら、まだ納得できる。

 

だけど、自分のことをなんとも思っていない人たちに負けて、

何も掴めなかったら。

 

 

そんな悔しい人生あるか?

 

 

俺はそんな人生、絶対に送りたくない。

 

 

【闘い続けよう】

 

あなたは、自分のことを「どうでもいい」と思ってる奴等の意見を気にしますか?

 

こう聞いたら、気にしないと答える人は多そうですね。

僕もそう答えます。

 

 

あなたは、他人の目を気にしますか?

 

こう聞いたら、同じように答えられる人はどれほどいるでしょうか。

僕は残念ながら、気にしないとは言えません。

 

 

でも実質、この二つの質問は、同じことを聞いているのです。

 

あなたは、他人の目を気にしますか?

その”他人”というのは誰ですか?

あなたの大切な人ですか?

 

友達にしても、恋人にしても、

先輩にしても、上司にしても、

あなたの大切な人は、

あなたがどんなバカなことをしようとも、

どれだけ無謀と思われる挑戦をしようとも、

決して笑わないはずだ。

 

あなたのことを笑うのは、いつだって「どうでもいい」奴等だ。

 

「どうでもいい」奴等なんか、どうでもいい。

 

 

「他人の目が気になる」と言って、どうでもいい奴等に合わせて、

自分の本当にやりたいことをやりたいようにできない人生なんて悲しくないか?

 

悲しいだろ。

俺は絶対そんな人生嫌だぞ。

 

とは言っても、他人の目、気になるけどな。

でも闘う。

いつか他人の目、どうでもいい奴等の目なんか、全く気にしない人生を送れるように闘っていく。

 

 

だから俺は今日も、冷たい水の中をふるえながらのぼっていく。

 

 

 

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