どうも!路上役者亮佑です!
舞台、特に僕のような小劇場の役者は、
集客のために友達や知り合いを呼んでいる人も多いと思います。
やはりそんな小劇場の役者こそ、
僕はバンバン路上に出るべきだと思うんですよね!
今日はその理由について書いていきたいと思います!
〜目次〜
①集客を増やせる
何より大きいのはこれでしょう!
僕は今でこそ、路上芝居で飯を食っていますが、
最初から路上で生計を立てることが目的だったわけではなく、
舞台の集客を増やすことが目的で始めました。
簡単なことではありませんが、
小劇場は集客を増やせば増やすほどギャラが増えるので、
集客力さえあれば、舞台だけで飯を食っていくことも可能です。
【関連記事】
事実として、芝居の技術力よりも集客力が重視される演劇界。
集客を増やせることは最大のメリットです。
②集客を友達だけに頼らなくて済む
お客さんとして友達を呼ぶにしても、その数には限界があります。
自分が作れる友達の数なんて、せいぜい100ぐらい。
舞台に来てくれる友達という観点から言えば、
減ることはあっても、大きく増えることはありません。
舞台役者として、長く生きていくために、
集客を友達だけに頼らないことは、非常に重要なことです。
③友達への頑張ってるアピールになる
かと言って、最初は誰でもファン0人からスタートします。
なので、初舞台のときは、友達に頼らないと集客できません。
だけど、ずっと友達に甘えることもできないし、したくないですよね。
逆に自分が呼ばれる側で、舞台のたびにただ誘われるだけだったら、
「コイツこれ続けていって、未来あるのか?」
と思ってしまうし、見限られるのも時間の問題です。
初舞台はパイプ椅子の小さい劇場。
3度目の舞台は映画館のような立派な椅子。
5度目の舞台では有名人と共演して…
のような、目に見えるほどの右肩上がりで成長できれば、
そんなことを思われないで済みますが、
残念ながら、夢物語です。
しかし、「僕は、こういう計画のもと、日々こういう努力をしています」というものがあり、
実際に毎日それに励んでいれば、
応援する側も応援しやすくなるはず。
だから僕は、こんな感じの事業計画(続・『俳優河合亮佑(仮)の事業計画』)を書いて、
日々の活動の様子をSNSにアップしています。
呼ばれる友達としても、普段は何をしているか全く分からず、
久しぶりにくる連絡が、全て舞台の誘いだった場合、「今回も行くよ!」となるのは、かなり難しいことだと思います。
しかし最初の頃は、間違いなく友達の力がないと舞台に立てない。
直接会わなくても、連絡しなくても、全然いいね!がつかなくても(←俺の投稿)、
舞台以外の時でも、ちゃんと頑張ってるんだというアピールができることも、
路上の大きなメリットであり、とても大切なことだと僕は思います。
④同業を呼ばなくて済む
これは完全な、舞台役者あるあるですが、
「あなたの舞台行ったから、俺の舞台来てね」という集客のギブアンドテイクが、頻繁に行われています。
しかし、最大の問題点は、
舞台役者はよく裏切る(笑)
「自分は見に行ったのに、相手は来てくれない!」
という状況も、あるあるです。
そんな僕も裏切り、裏切られ、そして裏切り…(笑)
もちろん、相手が同業だとしても「どうしてもあなたに見て欲しい!」という気持ちがあるなら別ですが、
ただ自分の集客数を増やすためだけに、舞台に呼ぶことは良いことじゃない。
「アイツの舞台、特に見に行きたくないけど、こないだ俺の舞台来てくれたから行かなきゃなー」
という不健全な状況を生みます。
路上で集客を増やすことができれば、
ただ集客を増やすために同業を呼ばなくて済むようになるのです。
【まとめ】
難しい道だとわかっていながら、この道を選んだのには
「やりたいことで生きていきたい」
という気持ちがあるからこそ。
きっとそれは、役者全員に共通していることだと思います。
その夢へ、自分の努力次第で近づける。
誰かに頼るのではなく、自分の力で歩を進めていけるというのは、
路上の最大の魅力です。
まあもちろん、路上じゃなくてもいいんですがね。
最も大切なことは、その道を信じられるかどうか。
それで売れていけると思えるかどうか。
あなたは今の自分に、明るい未来を想像できていますか?
以前の僕は、全く想像できなかった。
そして当然、そんな人生楽しくなかった。
一度きりの人生、苦難があるとわかった上で選んだ役者の道。
未来を信じられる道で、
信念を持って、活動していきたいですね!
路上役者亮佑のTwitter→路上役者亮佑 | Twitter
路上役者亮佑のFacebook→路上役者亮佑 | Facebook
路上役者亮佑のInstagram→路上役者亮佑 | Instagram