どうも!路上役者亮佑です!
僕のいまの目標は、舞台(小劇場)でメシを食っていくことです。
では具体的に、どうすれば舞台役者としてメシを食っていけるのでしょうか?
舞台役者としてメシを食っていくために、何が必要なのでしょうか?
〜目次〜
- 【舞台役者のギャラは集客で決まる、必要な集客力】
- 【大体ギャラはどのくらい?】
- 【1度の舞台でメシを食うために必要な集客数は?】
- 【1年間、舞台でメシを食うために必要な集客数は?】
- 【簡単じゃないけど、不可能でもない】
【舞台役者のギャラは集客で決まる、必要な集客力】
まずメシを食っていくために必要なのは、当然ながらお金です。
では、舞台ではどのようにして、役者に対してお金が発生するのでしょうか?
多くの舞台において、ギャランティはチケットバック制と言って、
自分が売ったチケットの枚数に応じて、ギャラが支払われるシステムになっています。
そして、出演者が10人いたら、その10人それぞれが何枚のチケットを売ったのか、1枚単位でわかるようになっています。
舞台役者が必死になって「〇〇扱い」や「〇〇専用チケットフォーム」のURLを記載し、自分からチケットを買ってもらおうとするのは、
「全体の集客数」と同じ、もしくはそれ以上に、
「自分の集客数」が重要になるからです。
つまり、舞台役者として、生計を立てるためには、
「舞台のギャラで生活費をまかなえるほどの集客力」が必要になります。
【大体ギャラはどのくらい?】
では、具体的なバック額はいくらぐらいなのでしょうか?
もちろんそれは、主催する劇団によって差はありますが、
おおよその例として、僕が出演してきた劇団の平均額を挙げておきます。
チケットを1枚売るごとに500円がバック額として、僕のギャラになります。(チケット代は大体3500円程度)
そして、500円から始まり、徐々に高くなるケースが多いです。
30枚以上売ると、それ以降は1枚あたり1000円になる、とかが僕が経験した中では、オーソドックスなケースです。
【1度の舞台でメシを食うために必要な集客数は?】
小劇場の場合、稽古が3週間から1ヶ月ほどあるので、
かなりキツキツに舞台を詰め込んだとしても、
舞台に立つのは1ヶ月に1回が限度です。
では、その1度の舞台で月の生活費をまかなうためには、どのくらいの集客数が必要なのでしょうか?
さきほどの僕のオーソドックスな例でいうと、
最低でも150枚ほどでしょうか。
150枚チケットを売ると、ギャラが13万円ほどです。
重度の浪費癖がなければ、ギリギリ1ヶ月暮らせますね。
【1年間、舞台でメシを食うために必要な集客数は?】
1ヶ月に1度舞台に立ち、年間で合計12回の舞台をやると仮定して、
1回あたり150人呼ばなければいけないとなると、
150人×12回=1800人
年間1800人レベルの集客力。
これが舞台でメシを食うために必要なものです。
【簡単じゃないけど、不可能でもない】
年間1800人のお客さんを呼べるほどの集客力。
間違いなく、簡単なことではありません。
真冬にベッドから出るのと同じぐらい難しい。
でもやっぱり僕は、この数字の実現が不可能だとは思わないです。
東京って、めちゃくちゃ人がいるじゃないですか。
ウジャウジャいる。
世界トップレベルにいる。
さらに、東京近郊の神奈川・埼玉・千葉を含む首都圏には3600万人もの人が住んでいます。
3600万人のうちの1800人。
つまり、2万に1人。
2万人に1人の人にファンになってもらえればいい。
いけそうですよね。
というか、誰でもできる。
むしろ逆に、2万人全員に嫌われるほうが難しい。
しかも、1800は延べの人数です。
1人ファンがいたら、その人たちがキレイに1年に1回しか観に来ないってことはありえないし、
きっと1年に5回来てくれる人も、12回来てくれる人も、中には30回ぐらい来てくれる人もいるかもしれないので、さらに希望はあります。
舞台役者として、メシ食っていくためには、集客力は無視できません。
僕は年間1800人呼ぶために、これからも役者道を突き進んでいきます。
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