俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

やる気なんてものは存在しなかった話

 

どうも!路上役者亮佑です!

 

脳科学的に、やる気なんてものは存在しないらしいですね。

「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

 

僕も、やる気という概念を脳から削除して以降、

物事が順調に運ぶようになってきました。


そして、最も重要なのは「モチベーションを上げること」ではなく「とりあえず半歩踏み出すこと」だということに気が付きました。

 

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〜目次〜

 

 

【とりあえず半歩踏み出し続けた結果】

 

僕は1日5時間路上に立つことを、3ヶ月前から目標にしてきましたが、3ヶ月連続で挫折しました。

 

ですが今月は、いまのところ20日で100時間。

ピッタリ1日5時間をキープしています。

 

目指していたペースで出来ている大きな理由は、

「やる気を無視したこと」です。

 

 

【将来の楽しみ<目の前の憂うつ】


僕は、ほぼ毎日路上に立っていますが、

ほぼ毎日逃げたいなぁ、休みたいなぁ、今日ぐらいいっかなぁ、と思います。

隙あらば、サボろうとします。

 

やる気がみなぎっている日のほうが、正直少ないです。


でもまぁ、それって普通ですよね。

僕の場合は、路上ってやっぱり良いことばかりじゃないし、辛いことだってたくさんある。

 

「今日はどんな良いことがあるかな?」という楽しみよりも、

「今日はなんかダメな気がするなぁ」という不安が勝つ。

 

人間って将来の楽しみより、目の前の憂うつが、大体勝ちますよね。

 

「英単語1日10個覚えたら1ヶ月で300個、最強になれる」というワクワクよりも、

「とにかく今日、単語帳を開きたくない」が勝つ。

 

ポジティブよりもネガティブが勝つことが、ほとんどです。 

 

 

 

【とりあえず半歩踏み出す】

 

しかし、「ポジティブなこともネガティブなことも考えず、とりあえず半歩踏み出すこと」を意識するようになってから、

1日5時間路上に立つという目標を安定して達成できるようになってきました。

 

僕の場合でいう"半歩"とは、「カバンから道具を出すこと」です。

 

荷物を広げ、「一人芝居 1分だけ!」と書いてある画用紙をカバンから出す。

 

それだけで「一人芝居だって」と小声で呟きながら目の前を通過する人が激増するので、スイッチが入ります。

 

その後は、1分といわず、1秒、1言目の「一人芝居どうですか!」を通行人に向かって叫べば、"半歩"が"一歩"に変わります。

 

一歩踏み出してしまえば、せっかく始めたんだからと、逆にやめることがもったいなく感じるので、そのまま行けるとこまで走りぬきます。

 

これで、3ヶ月連続で挫折していた1日5時間の目標にかなり近づけています。

やはり問題は「最初をどう踏み出すか」だったんですよね。

 

 

【モチベーションを上げるのではなく「無」になる】

 

基本的に、ポジティブよりもネガティブのほうが心に強いインパクトがあるので、

それをひっくり返してやる気を出してから、行動に移すのはかなり難しいことです。

 

だから何も考えず、とりあえず始める。

 

自分の力だけでモチベーションを上げることは不可能です。

それが出来るなら、やる気なんてものに悩む人は存在しません。

 

でも、何も考えないことは出来ます。

そして、モチベーションを上げることよりも、何も考えないことのほうがはるかに簡単です。

 

 

全力で気持ちを上げるよりも、全力で無駄な考えを排除し、無になる。

 

そして何も考えず、とりあえず半歩踏み出す。

 

これが一番の継続のコツなのかなと思います。

 

僕はこの方法で、3ヶ月連続で挫折した目標を、今月こそ達成したいと思います。

 

 

「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構。

ー脳研究者・池谷裕二

 

 

 

 

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