俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

「これ同情の1000円だからな?」と言われて死ぬほど悔しかった話

どうもみなさん、こんにちは!路上役者亮佑です!

 

昨日の路上芝居のときの話です。

3人組の男性が僕の芝居を見てくれました。

 

見終わった後、3人とも酔っ払っていたこともあり、大声で「これはダメだ!ダメなやつだ!」と、言われてしまった。

 

でも、そのうちの1人は少し笑ってくれていて、1000円をくれました。

しかし今思えば、それは失笑だったのかもしれない。

 

そのあと、以前お笑い芸人のマネージャーをやっていたという人から、僕は厳しい指摘を次々と受けることとなります。

 

箇条書きにすると、こんな感じでしょうか。

 

 

・人の話を聞き入れる柔軟性がない

・お笑いとしては0点

・目標が低すぎる

 

 

主にこの3点でした。

 

いやー、めちゃめちゃ悔しかった。

未だに悔しさが残っている。

思い出すと、フツフツと悔しさが込み上げてくる。

 

でもやっぱり、これだけ悔しいということは自分の中に思い当たる節があるということなんですよね。

 

 

【人の話を聞き入れる柔軟性がない】

 

僕は話を聞いているときに、腕組みをしていたことを注意されました。

 

腕組みは、心理学的に「警戒していたり、敵対視していたり、頑として話を受け付けないという心理状態であることが多い」らしいですね。

 

newstyle.link

 

完全に俺や。

 

たしかに最近の僕は、周りの意見にあまり耳を傾けていませんでした。

特に路上で出会った一見さんの意見は、ほぼフルシカト

 

これは、路上には色々と言ってくる人が本当にたくさんいるので、全て真剣に聞いていたらメンタルが持たない、という予防措置的な意味もあったんですが、これだけ悔しいということは、自分でも本当は直さなきゃいけないと思っているってことですね。

 

でもこれは言い換えれば、ステップアップの恰好のチャンス

もう少し、話を聞き入れる柔軟性と勇気を持っていきたいと思いました。

 

 

【お笑いとしては0点、目標が低い】

 

これも最強に悔しかった。

 

実際、3人はほとんど笑ってなかっていなかったわけで、「実際笑ってたか?これ同情の1000円だからな?お笑いをナメすぎ」と言われると同時に、「舞台で飯食うなんて目標が低い。アカデミーとるくらいじゃないと」という言葉も。

 

その人は、芸人の”マネージャー”だっただけで、「じゃあお前は笑い取れんのか?」と言い返しそうになったけど(←こういうことを書いてしまうのが、僕の人間としての小ささ)、僕は小さな成功の上にあぐらをかき、最近はあまり研究や勉強などの努力をしてなかったこともあり、言い返せませんでした。

 

たしかに僕は笑いをナメてる。

 

現状に満足していた。

実際その後に、全く同じネタを2回やって2回ともウケた。

「面白かった」という言葉とともに、お金も頂いた。

 

全く同じネタをやっても、爆笑のこともあればドスベりすることもある。

 

僕はそのことから、何回かスベったからって、落ち込む必要なんてないと思うようになりました。

価値観が合わなかっただけだ」と。

 

でも、その価値観を言い訳にして、現状を改善する努力を怠っていました

 

「舞台で飯を食う」という目標に対しては、「これぐらいでいいだろ」という甘えがそうさせていたのかもしれない。

 

そういう意味では、やっぱり僕は笑いをナメていたのです。

 

一人芝居はいま、決してメジャーなものではありません。

でも僕は一人芝居が好きだ。

 

これからは一人芝居で世界を変える気持ちで、真摯に芝居と笑いに向き合っていこうと思いました。

 

 

【路上はやっぱり素晴らしい!】

 

昨日は僕にとって、悔しさばかりが募る日となりましたが、今の自分を見つめ直す最高の機会になりました。

 

心に強く残るネガティブな感情は、大きな挑戦をするキッカケになります

 

路上はやはり素晴らしい。

こんな感じで現状に甘んじていると、ケツを叩かれる何かが必ず起きるんですよね。

 

しかもなぜか全ての試練が、「頑張ればギリギリ乗り越えられるレベル」に調整されている。

 

路上というか、人生はそういうものなのかもしれませんが、本当にふしぎですね。

 

そしてさらに、辛いことレベルが”強”だった場合は、嬉しいこともセットにして帳尻合わせまでしてくれます。

 

昨日に関して言えば、僕の路上の投げ銭額が7000円を超えたり(かなりよいほう)、イベントの出演依頼を受けたりという良いことがありました。

 

まさに「神様は乗り越えられる試練しか与えない」。

僕の元にこの試練が来たということは、努力すれば必ず乗り越えられるということです。

 

悔しさという感情は素晴らしい。

悔しさは本気の表れでだし、現状を変えてやる、成長してやる、という強いモチベーションに変わる。

 

僕は、この昨日の悔しさを胸に、一人芝居で世界を変えてやろうと思います!

 

 

 

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