俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

本当に、良いことよりも悪いことのほうが心に残るのか?

 

良いことよりも、悪いことのほうが記憶に残りやすいように感じますよね。

 

「良いこと 悪いこと 記憶」でググると、やはり良いことは悪いことに対して、かなり劣勢を強いられている様子が見えてきます。

 

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1度悪いことが起きると、「またさっきのような悪いことが起きるのでは・・・」と疑心暗鬼になってしまう。

 

路上で芝居をやっていても、10回の面白いより1回のつまんないのほうが心に与える影響はデカいし、残る。

 

僕も、良いことよりも悪いことのほうが強い、と思っていました。

 

 

【辛いときに思い浮かぶもの】

 

でも、そんなこともないぞと最近思い始めました。

 

僕はいま、毎日のように路上でひとり芝居をやっているのですが、毎日のように「やる気が出ない…」という瞬間がきます。

 

しかし、そんなときに思い浮かぶのは、自分のことをいつも応援してくれる人の顔や、そういう方に出会えたときの喜びです。

 

「ああいう人たちに、また出会えるように頑張ろう」

「ああいう喜びをもう一回味わうために頑張ろう」

 

と、これもまた毎日のように思っています。

 

辛いときに思い浮かぶものは辛いことではなく、幸せな経験です。

 

 

【短期的には強い「悪いこと」】

 

しかし、かと言って「悪いこと」の強さを侮ることはできません。

1週間や1ヶ月くらいなら「悪いこと」が勝つかもしれない。

 

約3年続けてきた路上では、いろいろな「悪いこと」がありました。

 

【参考】

実際にあった!路上で体験した嫌なこと10選 - 路上役者亮佑

 

たしかに、そのときは嫌でした。

理由もなくバカにされ、悔しくて泣いたこともあったし、トラウマのようになり、2ー3日路上に出れない日が続くこともありました。

 

けど、今はなんとも思っていません。

2年くらい前のことなので、忘れてはいませんが、かなり薄れました。

  

 

【必ず最後に愛は勝つ

 

しかし、もっと長期で見てみると、やはり勝つのは「良いこと」のように思います。

 

3年前に初めて路上でお金をもらったときの感動はまったく色褪せていないし、2年前に初めて1万円をくれたおばさんの顔は鮮明に覚えているし、たとえ半年会ってなくても、3回以上会いに来てくれた人の顔を忘れることはありません。

 

1日や2日、1週間や1ヶ月などの短期的には「悪いこと」のほうが強いけど、

半年や1年などの長期的には「良いこと」のほうが強い。

 

どんなに困難でくじけそうでも、

必ず最後に勝つのは、「悪」ではなく「愛」だと思うのです。

 

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【結論】悪い影響を与えるヤツはシカト


「悪」は短期的には強いけど、長期的には無視できます。記憶は必ず薄れてきます。

 

「悪」は、すぐにはシカトできなくても、いつかはシカトできる。

 

自分に悪影響を与えてくれるやつはシカトして、自分に「愛」を持って接してくれる人を大切にして、自分の人生を生きていきたいですね!

 

 

 

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