俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

足を使えなくしたら、空を飛べるかもしれない

 

路上を始めて3年半。

ようやく歩けるようになってきた。

 

路上だけで生計を立て始めて、もうすぐ2年。

曲がりなりにも歩けるようにはなってきた。

 

しかし、伸び悩んでる。

足が勤続疲労でも起こしちゃいましたかね。疲れるの早いな。

 

のこのこ歩きすぎだ。

歩みが遅すぎる。

 

二流に必要なのは、飛躍だ。

現状の微調整じゃない。

 

足を使えなくしたら、空を飛べるかもしれない

 


【二流の飛躍に必要なもの】

 

伸び悩みへの対策は、新たな挑戦しかない。

 

だから僕は、演目の総入れ替えを行うと決めた。

今まで使っていた、僕の十八番と言える演目たちを全部捨てる。

 

参照;『2月、というかここ9ヶ月間の大反省』

 

これは僕にとって、ようやく歩けるようになってきた足を使えなくするような策です。

 

とてもリスキーだし、勇気がいるけど、思い切って封印してしまおうと思う。

 


【足を使わなくても、前に進む】

 

足が使えないからといって、僕は芝居や路上をやめるわけじゃない。

 

ようやく歩けるようになった足を使わずとも、目標を達成するために、前に進まなければいけない。

 

だけど、もう足は使えない。

 

最初は全然進めないだろう。

ほふく前進しかできないかもしれない。

 

胸がズタズタに傷つくし、脚も腰も擦れる。

間違いなく、痛みが伴う。

 

足を使えなくした直後は、足が使えた時期よりも前進する速度は遅くなる。

 

でも、いつまでもほふく前進をつづけていくことも無理。

違う方法を考えなければいけない。

 

そのうち、逆立ちができるようになるかもしれない。

さらに、逆立ちで少しだけ進めるようになるかもしれない。

 

もしかしたら、そのうちノコノコと足を使って歩いていた自分よりも、早く進めるようになるかもしれない。

いや、逆立ちができるようになる前に、翼が生えてくるかもしれない。

 

あえて、足を使わなくすることで、足を使っていた時には予想だにしなかった結果が得られるかもしれない。

 


【進化するには環境を変えるしかない】

 

人間の先祖は、魚類らしい。

僕らはみんな、魚だった。


つまり、最初から足を使えたわけじゃない。

海から陸に進出するときに、ヒレを手足のように使う必要があり、そこから進化した。

 

今では、当たり前のように足を使って歩くけど、最初からスムーズに歩けたわけじゃない。

 

鳥だって、最初から空を飛べたわけじゃない。

環境に適応して、翼を進化させた。

 

共通点は、環境を変えたこと

進化するには、環境を変えるしかない。

 

人間がずっと海にいたら、ここまで足は発達していないだろうし、

鳥がずっと陸を歩いていたら、今ごろ絶滅しているかもしれない。

 

僕も進化するためには、環境を変えるしかない。

今までと同じことをしていちゃダメだ。

 

リスクを負って、今まで積み重ねてきたちっぽけなものを投げ捨てて、またゼロから始める。

それぐらいの覚悟が必要なんだ。

 

成長したい。

足を使わなくしたら、翼が生えてきて、空を飛べるようになるかもしれない。

飛躍だ。

 

二流に必要なのは、飛躍だ。

現状の微調整じゃない。


だから僕は、足を使えなくする。

 

成長したいから。

自分が想像もしていないような結果を得たいから。

 

想像もしていないような失敗が待っているかもしれない。

結局、空を飛ぶどころか、逆立ち歩きもほふく前進さえも出来ないまま終わるかもしれない。

 

そうなったら、そうなったときに考えよう。

 

僕の足の使用期限は、今月末。

あと、10日。

 

足で歩けるありがたみを感じながら、

新たな環境に身をおく準備を進めたいと思います!

 

 

 

 

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