どうも、こんにちは!路上役者亮佑です!
ブロガー、インスタグラマー、Youtuber、ティックトッカーというように、今は誰でも表現者になれる時代になりました。
職業選択の幅が広がり、「やりたいことで稼ぎたい!」という人も増えてきたと思います。
もちろん僕もその一人。
そんな中、僕は路上というフィールドを選び、一人の表現者として生活ができるくらいにはなりました。
それぐらい稼げるようになるまでに、2年かかりました。
今思い返すと、やはり一番キツかったのは始めたての駆け出し期。
バイトやサラリーマンというのは、仕事をすればお金が入ってきますが、僕ら表現者は違います。
Youtuberだって、ブロガーだって最初は誰しもが、働いても働いてもお金が入ってこない状態からスタートします。
もちろん僕もそうでした。
そういう意味でも、やはり一番キツいのは駆け出し期です。
いま「やりたいことで稼ぎたい!」という気持ちで、何かを始めたばかりの駆け出し期の人。
たくさんいると思います。
安西先生ではないですが、「諦めたらそこで試合終了」
逆に言えば、諦めなければ可能性は潰えないわけで、その意味で何より重要なのは「継続」です。
なので今回は、2年続けてようやく稼げ出した路上役者が、そんな駆け出し期の人たちの助けに、そして参考になればと思い、僕なりの駆け出し期の乗り越え方を書き殴ってみました!
〜目次〜
【①自分が楽しいと思えることをやる】
最も重要なのは、やはりこれです。
せっかく「やりたいこと」で稼いでいきたいと思ったのなら、徹底的に自分のやりたいことを押し通すべきです。
僕は役者なのに、最初は路上芝居ではなく、路上コントをやっていました。
それは色々な一人芸を見た結果、「一人でやるなら、芝居よりコントのほうが好き」と思ったからです。
1年ぐらい経った後でようやく「役者なのにコントなんて、俺は勝負するフィールド間違えてたな」と気付き、一人芝居に移行しましたが、最初から内心やりたいと思っているコントではなく、一人芝居をやっていたら、途中で辞めていたかもしれません。
[駆け出し期最大の問題…”観客の少なさ”]
Youtubeでもブログでも路上でも、それらの表現者の駆け出し期というのは、まず「見てくれる人が少ない」という問題に、間違いなく直面します。
そこで、何度も思うのです。
「俺、誰のためにこんなことしてるんだろうか…」と。
見てもらいたくてやっているのに、見てもらえないことほど悲しく、寂しいことはありません。
でも余程の天才でない限り、駆け出し期はそんな悲しい思いをたくさんすることになります。
ただでさえ、「誰も見てくれない」ことで悲しいのに、さらに「自分が本当にやりたいのかどうかさえもわからない」となると、間違いなく”辞めよう”に一歩を踏み出してしまいます。
何より重要なことは「継続」です。
継続のみが、自分を次のステージへと導いてくれるのです。
最初はどんなことをしても、すぐには評価されません。
だからどうせだったら、一般的にウケるかどうかとか、本当に自分にできるかどうかとか、そんなことは無視しましょう。
誰かに評価されない時期が続いても、自分のやりたいことだったら、それだけで継続のハードルがグッと下がります。
だから、徹底的に自分のやりたいことをやっていきましょう。
【②ガヤガヤ言ってくる他人はフルシカト】
表現をしていると、外野がとやかく騒ぎ出します。
人前に立つ、作品を世に出すというのは、常に批判と隣り合わせです。
技術的にも未熟な駆け出し期というのは、時に厳しい批判にさらされることもあるでしょう。
僕も実際に、「つまらない」「お前絶対売れないな」と言われました。
まあ今でも全然言われますが(笑)
でもそんなガヤガヤ言ってくるヤツはフルシカトでいい。
何度も言いますが、一番重要なことは「継続」です。
継続のみが可能性を繋ぐし、技術の向上をもたらすし、ファンの増加をも引き起こしてくれます。
でも、技術の向上やファンの増加は二の次なのです。
だから、特に駆け出し期においては、「継続」の邪魔になるものは全てシャットアウトしましょう。
批判は成長においては不可欠ですが、継続においては時に障害になります。
批判は諸刃の剣で、「見返してやる」とエネルギーになることもありますが、「俺なんてダメだ」とストッパーになることもある。
少しでもストッパーになりそうなときは、迷わず無視しましょう。
継続の邪魔になる批判には、「うるせえバカ」一択です。
【③ただし、褒めてくれた意見は100%吸収】
先ほどとは反対に、褒めてくれる人も必ず出てきます。
それは、どれだけ成熟していても、全ての人に好かれることが不可能であるのと同様に、どれだけ未熟でも、全ての人に嫌われることは不可能だからです。
自分のやりたいことをやりたいように続けていれば、必ずどこかで評価されます。
そんなときはガヤガヤ言ってくる人と真反対の態度を取りましょう。
「うるせえバカ」ではなく、「コイツ分かってるな」です。
三度目なのでそろそろ嫌われそうですが、最も重要なことは「継続」です。
継続の妨げになるものは全て排除し、継続の助けになるものは全て取り入れましょう。
そのためにも、批判は秒で一蹴し、賞賛は永遠に引きずりましょう。
【まとめ】
駆け出し期は本当に難しいです。
いま流行りのYouTuberを夢見た人だって、まず実際にやる人、1週間で辞める人、1ヶ月で辞める人、1年で辞める人と、ドンドン減っていくでしょう。
Youtuberを夢見た人の中で、1年以上続く人は全体の1%にも満たないのではないでしょうか。
つまり、「継続」するだけで差別化にもなるのです。
僕が、役者を始めて間もない頃。
自信なんてものはありませんでした。
芝居をしたい、芝居で飯を食いたいという気持ち。
そして、俺にだってできるはずだという、根拠のない自信。
それにすがることしかできなかった。
そんな中始めた路上コント。
当たり前だけど、最初のほうは今よりスベってばかりだった。
ウケた嬉しい記憶よりも、スベった悲しい記憶のほうが遥かに多い。
でもその時のことは、あまり詳しく覚えてないんです。
「昔あんなにスベってばっかだったのに、よく続けてきたなぁ」と、自分でも思います。
今思い返せば、そういった悲しい記憶を僕は覚えていないのではなく、必死に忘れようとしていたんだと思います。
深く考えると、余計に悲しくなるから。
立ち止まらずに、継続していくために、そうせざるを得なかった。
すぐに消えてしまいそうな根拠のない自信を守るために、逆風が強い場所は避けて通らざるをえなかった。
何を続けるにしても、おそらく最初が一番難しいと思います。
いま、その時の僕のように、自分の気持ちと根拠のない自信しかすがるものがなく、心細く思っている人たちに届け。
そんな気持ちで書きました。
そんな駆け出し期の人たちへ、少しでも力に変われば、勇気に変われば、それ以上の喜びはありません。
こんなことを言っている僕も未熟者ですが、苦しい駆け出し期を乗り越え、表現者としての人生を、ともに楽しんでいきましょう!
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