俺は路上で生きていく

路上での一人芝居のみで生計を立てる路上役者のブログ

小劇場におけるチケットの"取り置き"とは?

 

どうも!路上役者亮佑です!

 

僕は今では舞台を何度も経験していますが、

初めて先輩に誘われ、小劇場に観劇に行くとき。

 

「舞台やるから、観に来て!」とお知らせを受け、

観に行くと伝えたら「チケット取り置きしておく!」と言われました。 

 

 

そこで、僕は思いました。

「ん?取り置きってなに?お金払わなくていいの?」と。

 

多くの小劇場で採用されている、チケット取り置きシステムとは、

一体どのようなものなのでしょうか?

 

チケット取り置きの疑問点をまとめてみました!

 

〜目次〜

 

 


【取り置きはお金を払う】

 

僕は最初「取り置きしておく」と言われたとき、

「え、取っといてくれるってことは、お金払わなくていいの?」と思いましたが、お金は払います

 

あなたのための”場所(席)を確保しておく”という意味であり、

”お金を払っておく”という意味ではないことに注意しましょう。

 

 

【どこで支払う?】

 

では、そのチケット代はどこで払えばいいのでしょうか?

受付です。

 

小劇場の場合、劇場の入り口付近にテーブルを置いただけの

即席の受付があることが多いです。

 

大劇場と違い、小劇場はローソンチケットなどのチケット販売サイトを利用する資金はありませんし、

振込など面倒な手続きをお客様に取らせたくないという理由から、

現地に来てもらい、チケット代を払ってもらう

という形を取っている劇団が多いです。

 

 

【受付では何を言えばいい?】

 

自分を舞台に誘った役者とは顔見知りですが、

受付は別の人間がやっていることが多いです。

 

つまり、向こう側はこちらが誰だか把握していないので、

名前だけ伝えましょう。

 

このときの名前は本名じゃなくても大丈夫です。

 

役者が自分の本名を知らず、ネット上のハンドルネームなどしか知らない場合は、

おそらく「〇〇(ハンドルネーム)さん名義で取り置きしておきます!」と言われます。

ですので、その場合は、ハンドルネームを名乗りましょう。

 

 

【2人以上の場合は?】

 

友達などを連れて、2人以上で見に行く場合は、

代表者の名前で取ってあることが多いです。

 

その場合、チケット代の支払い方は2通りで、

代表者が名乗り、事前に徴収した人数分のチケット代をまとめて支払うか、

先に代表者が自分の名前を名乗り、その後にそれぞれが一枚ずつチケットを購入するか、

どちらかです。

 

 

【急に行けなくなった!キャンセル料は?】

 

急な用事や仕事の都合などで、行けなくなってしまった場合、

キャンセル料などは発生するのでしょうか?

 

これに関しては、発生しない場合が多いです。

 

キャンセル料を課している劇団は、あまりありません。 

公演期間中の別の公演に行けるというのであれば、振り替えをお願いしましょう。

 

「申し訳ないから、チケット代払わせて!」とよく言われるのですが、

役者側としては、今回のキャンセル料をもらうぐらいなら、その分で次の舞台を観に来て欲しいと思っている人が多いです。

 

急な予定でキャンセルしてしまったら、お詫びとしてキャンル料を払うのではなく、是非次回公演を観に行ってあげましょう!

 

 

【まとめ】

 

チケット取り置きとは、

席だけを確保しておき、お金は現地で支払ってもらうシステムです。

 

そして小劇場は、知り合いが出てるなど精神的な距離が近いだけではなく、

その名の通り”小さい”劇場のため、物理的な距離も近いです。

 

ドラマや映画などで、誰に取っても身近な存在の芝居ですが、

生でお芝居を見たことある人は、あまり多くないのではないでしょうか。

 

近い距離で、生の全力の芝居が観れる。

そして、どんな劇場よりも息遣いや迫力を感じられる。

 

そんな小劇場の非日常空間を、是非お楽しみください!

 

この記事が、初めて行くには少し行きづらいと感じている、

そんなあなたの小劇場への敷居を下げる助けとなれれば幸いです!

 

 

 

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